sageszk's blog

笑顔とプリズムの煌めきを追い求めるブログ

中村名人の動画を観ていたらいつのまにかヨーヨーのことを調べまくってた

中村名人の動画観ました。

youtu.be


中村名人といえば、97年のハイパーヨーヨーブームの牽引役として大活躍した人物。当時、キッズだった自分ももちろんハイパーヨーヨーで遊んでおりまして、お気に入りだったのはステルスファイヤー。レイダー系(5000円)は買ってもらえませんでしたが、ダンカンヨーヨーのパピヨンやホイールにミレニアムといった安価なものや、ハイパーブレインやハイパーループといったヨーヨーなどを買ってもらって出来る範囲で遊んでました。

(周りにめちゃくちゃ上手な人はいなかった記憶なんですけど、もし上手いですよという方がいましたら動画で送ってきてください)

ハイパーヨーヨーは、ミニ四駆、ビーダマンと並ぶ僕的にはコロコロ三種の神器のひとつで、当時のキッズでどれも聞いたことない人は日本の学校に行けなかった人だけであろうというくらいの人気ぶりでした。次いで、デュエルマスターズやベイブレードといった今も人気のホビーがありますが、すこーしだけ世代がズレてる感じなんですよね。にわかに知ってはいますが。


そんなハイパーヨーヨーのいわば神、ミニ四駆で言うところのミニ四ファイター、中村名人がハイパーヨーヨーを使ってトリック(ヨーヨーの技)を制覇していくという趣旨の動画がYouTubeに上がっていたので、即クリックしました。


正直、懐かしさが勝っていたので「ゆーて昔の人でしょ」って舐めてたんですが、普通にヨーヨー上手すぎてビビりました。

そこから「なぜいまヨーヨー?」と思っていろいろ動画観てたんですが、かなり進化してるみたいですね。ロングスリーパー的な技が10分程度続くとか、そのおかげでスリープ状態の技がめちゃめちゃ凄いことになっててコンビネーションが当たり前だとか、普通に引っ張ってもヨーヨーが戻ってこなかったり、ループ系の技を使うときはループ用のヨーヨーに変えてたりとか。

ループザループをやろうとして部屋の電気の紐を引っ掛けたのは苦い思い出ですが、今になってまた進化したヨーヨーにも興味が湧いてきましたし、当時のブームから今に至るまでの経緯が気になってきました。

youtu.be


というのを解決できる動画もありまして、こちらはpart3まで観終えたところです。97年にバンダイが仕掛けたブームから、ブームの終焉、そしてこれまで日本にヨーヨー文化を残し続けていた人たちの存在。

ヨーヨーの世界選手権で98年以降、誰かしら必ず日本人が優勝し続けているってご存知でしたか? いくつかの部門に分かれているのですが、どこかの部門では必ず日本人が優勝しているそうな。ちなみに、日本人が総ナメした年があるせいで他の国の連覇記録は日本に勝つことができないそうです。

そんな日本が勝ちまくりの競技ならさぞ盛り上がったのでは、という疑問の答えは我々がよく知っています。上記の事実をつい先ほど知った程度にはヨーヨーに無知なのです。

この歴史語りの動画が普通に面白くて、作られたブームから衰退までの流れと、そのブームの中で育った文化をどう残し育てていくかという事例がなにか参考になりそうでとってもいいです。

大ブームのとんでもない大きさから、周りが熱から覚めていっているなと感じる瞬間、第二次ブームを起こそうとする企業側とユーザーとの温度感など、リアリティのあるエピソードと共に語られています。話し方もハキハキとしてプレゼンが上手で、当事者や周辺の人による証言をもとに構成しているので、これ本になるんじゃないかなあ、って思ったり。

というわけで、中村名人の動画を観ていたと思ったらいつのまにかヨーヨーの歴史について学んでいた、というお話でした。

最後まで観たらまた何か思うところあると思うのでヨーヨーの話書くかもしれません。

YO FOR IT!!!!!!!!!