最近観ているアニメと一気読みしたラノベの話をする鬼
ご無沙汰してます。
Twitterで「鬼になる」という宣言をして以来、鬼としての生活が始まりましたがようやく落ち着いてきました。鬼になるのも楽ではないですね。
はい、鬼の話おしまい。
さて、最近の僕ですが、仕事が再開してきたおかげで人間とのコミュニケーションが発生し、鬱々とした症状とはほぼ無縁の生活が戻ってきました。ここ数年でいろいろと思うところがあり、やることがなくなったせいで思うところを思い詰めるようになってしまっていたのかもしれません。みなさんもお気をつけて。
唐突ですが、今期のアニメは『ソードアート・オンライン アリシゼーション』と『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』だけ観てます。『SAO』はアニメ1期が2012年、『俺ガイル』は2013年からなので、今期アニメと言っていいのかわかりませんが。ここに『キラッとプリ☆チャン』を加えたら完成です。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』は、名前の通りいわゆるラブコメなのですが、3シーズン目のアニメ化で“完”ということもあり、人間関係になにかしらの決着がつくんだろうなあと思いながら観てます。……観てました。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14 (ガガガ文庫)
- 作者:渡航
- 発売日: 2019/11/19
- メディア: Kindle版
というのも、なんかもうむしゃくしゃして原作最終巻をKindleで購入して最後だけ読むという行為を深夜に思い立ってしまったので、今朝は7時過ぎに寝ました。おかげで1日のスケジュールも、体力もズタボロです。基本的にはラノベを追っかけてる人間ではないので、アニメ化されたアニメをアニメだけ観る、という消費をしているのですが、同じような楽しみ方をしたのは『とらドラ!』だけです。
- 作者:竹宮 ゆゆこ
- 発売日: 2013/11/11
- メディア: Kindle版
『とらドラ!』は、原作終了とアニメ最終話がほぼ同タイミングということもあって、ラノベというものを読んでみるかと魔が差して購入しました。確か、休学中で実家にいた頃の出来事だった気がします。衝動的に山の方にあるデカイ本屋に行ってガサっと買って読んだ記憶が。『とらドラ!』もラブコメ作品なんですが、思えば似たような理由で先が気になっていたような。アニメで完結したらネタバレ解禁ということにしましょう。
涼宮ハルヒの憂鬱 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)
- 作者:谷川 流
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
ラノベでは『とらドラ!』以外にアニメから気になって買ったものに『涼宮ハルヒ』シリーズがあります。『涼宮ハルヒ』は最近新刊が出ると話題になってますね。大学に入る直前ぐらいにアニメ化してて、SOS団なる大学のサークルもあって、多少興味はあったもののよくわからんのでスルーしてしまったので「知ってるけど語れない」話題のうちのひとつです。
ぼくたちのリメイク 十年前に戻ってクリエイターになろう!【電子特典付き】 (MF文庫J)
- 作者:木緒 なち
- 発売日: 2017/04/25
- メディア: Kindle版
ライトノベルの話になったので追加でもうひとつ、今後アニメ化すると言われている作品で気になっているのが『ぼくたちのリメイク』です。2016年に売れないゲームディレクターをやっていた主人公が、気づくと10年前の2006年にタイムスリップしていて、記憶を残したまま大学生活をやり直す、的なお話。自分も2006年に大学入学する(はずだった)ので、多分学年的には同期なんですが、1988年生まれって設定なんですよね。早生まれかな、と思っているんですが、誕生日がいつだみたいな話が(読み落としてる可能性もあるが)書かれていないっぽくて、ちょっとモヤッとしてます。が、それはそれとして、近い世代の話なのは間違いなく、クリエイターを目指す話ということで刺さる部分もあったので出会えてよかった作品だと思ってます。
『ぼくたちのリメイク』を知ったのは、たまたま秋葉原駅の広告を見つけたことがきっかけでした。「あなたは2006年頃に何をしていましたか?」なんて問われて反応しないわけがない。「おやおや…この広告はズルくないですか?」と思って写真だけ撮っておいたんですが、やっぱりずっと頭に残ってて、ほどなくしてKindleで当時の既刊分を一気読みしました。
というか『ぼくたちのリメイク』の話をブログでしたことがあったかどうか覚えてないんですけど、リアルで人に話したときには気に入ってくれる人と、過去をやり直す系好きじゃない人にスパッと分かれるとわかって、しばらく封印してたんですよね。どちらかというと周りには過去改変が苦手な人が多いように感じたので、黙っていよう、と。
ところが最近になってアニメ化の話だったり、作者の木緒なち先生がVTuberになってたりと、閉まっていたものが解かれつつあったのでまた最近検索すると、何巻が出ておりました。ということで、こちらもまた最新刊まで一気読みですよ。久しぶりに読み進めたので忘れてた部分もありましたが、コンテンツを売り出すプロデューサー目線で描かれる部分も多く参考になったり、嫉妬したり、いろいろ思うところがありました。いま思えば秋葉原の広告も「これは橋場恭也(主人公)が仕掛けたのか?」と思うくらいに特定の層に刺さる広告だったし、アニメ化の際にもうまく売り出す面白い仕掛けがあったらいいなあ、なんて思ってたりします。こんなことがあったらいいなあ、はなんとなく妄想していますが、あんまり色々書くのは野暮ったいので、単純に楽しみにしてます。
作品の中では2006年ということで、魔法少女の話になったときにまどマギって言いかけてやめてたり、iPhoneが存在しなかったり、初音ミクがリリース直後だったり、『ニコニコ動画』のカオスさが最高潮な時期だったり、という時代設定が楽しめる人にはより楽しめるんじゃないかと思います。僕はドンピシャなのでこの描写だけ永遠に読んでいたいくらいです。
という感じの、まあ、なんというか、そういうお話でした。
書きたいというか書けそうな話ができてきたのでまたそのうち書きます。
ぼくたちのリメイク
mfbunkoj.jp