sageszk's blog

笑顔とプリズムの煌めきを追い求めるブログ

ご報告するほどでもないのですが

まえおき

前触れもなくブログ休んで、ご心配おかけした方がいらっしゃいましたら大変申し訳ございません。というのも、寝て起きて生きているのがやっと、というと少々大げさかもしれませんが、生活リズムが大いに乱れ、生活に支障をきたすのみならず、仕事であわや大惨事になりかねないことをやらかしました。

幸い致命傷は避けられたんですけど、思ってもいなかったことであり、この無気力、動けなさがかつて無いほどにまで重く感じたため、さすがにこれはまずいと思い、メンタルクリニックというところに行ってみました。

元々Twitterでは散々喚き散らかしてますが、工事や近隣住民の騒音によるストレス・不眠と、それに伴う仕事量の低下、仕事ができていないことからくる周囲からのプレッシャーなどで結構精神的に参っており、受診するにはいい機会なのではと思い切って行ってみました。

適当に家から行ける範囲のクリニックを探して、やべーと思った翌日の仕事中になんとかウェブで予約を入れることに成功しました。予約の控えがメールで来ず、本当に予約できてたのか不安だったりもしましたが、当日はなんとか受診することができました。

そもそも、メンタルクリニック、心療内科、精神科、の違いもよくわかっていませんでしたが、とりあえずカタカナで行きやすそうなメンタルクリニックにしました。

診察されてみた

診察は、事前に書いた問診票を元にヒアリングをされ、それに回答していくという形でした。このヒアリング自体は、個人的にはそんなに効果があったとは思えず、期待してたものと違ったので「そういう感じなのね」という感想。要は「近隣からドスドス聞こえてうるさくて眠れない、もしくは低音が頭に響いて寝たくないのに眠ってしまう」といった睡眠に関する障害が発生していることを伝えたら、「管理会社に連絡してみては…」といった回答で。

いや、それはわかっとんねん。やっていない理由として、苦情を入れることで別のトラブルが発生しないかという懸念と、そもそもそういう行動を起こすための気力が起きないという2点があり、それも伝えました。そこまで伝えると、お薬を出しましょうという話になり、諸々説明を受けた上で最近飲みはじめました。

想像してた診察が、行動を起こせない根本を探るためにいろいろ聞かれるのかなとか、他に悩みないですか、とかそういう感じかと思っていたら、問診票に書いたトラブルへの物理的な対処方法を提示されるのみで、それは別にTwitterでも聞ける意見なんだが、と思って話しながらちょっとしんどかったです。

お薬出しますね、となったときに、一瞬「自分は薬が欲しかったのか?」と疑問に思ったんですが、現状よりマシになる可能性がわずかでもあるなら薬でもなんでもいいか、と思って受け入れました。

おくすり

てことで、抗うつ剤デビューしたんですが。

こう、ブログを書ける程度には、いわゆる憂鬱な感情にストップがかかって、ひとまず前を向けるようになったと思います。というか以前より目がちゃんと開いているかもしれない。

薬の副作用に倦怠感、眠気、口が渇く、などがあって最初の数日は気分が悪くなることがあるかも、という説明は受けました。気持ち悪さが新しい気持ちの悪さだったのでどうにか表現しようとがんばっているんですけど、今の所一番しっくりきてるのが、あくびしたあとの最後の脱力感が数秒続く感じ。その脱力感に、寒気で震えるときのブルブルから寒気を引いた独特の感覚で、吐き気でもない、胃がムカムカするでもない、酔いでもない、新しい感覚でした。

いまではちょっと慣れてきてこの感覚も少なくなってきました。先週までなんにも人と会う予定も仕事もなくて自宅軟禁状態だったので先週末にクリニックに行ったんですけど、たまたま今週から仕事も増えてきて動かなきゃならない時期だったのでちょうど慣れてきていいタイミングだったと思います。

で、先日、通院後で初の仕事があったんですけど、まあ細かいミスを連発してなかなかに厳しかったですね。これまでだったらできていたことがなかなかできない。伝えたい言葉が出てこない、こうしたらいいとわかってるのに思考と行動が噛み合わない、ミスによってまたアタマが曇っていく。

なんとか乗り切って、普段のパフォーマンス以下だったにも関わらず落ち込みすぎていないのは薬のおかげかもしれません。薬なしでミスを積み重ねてたらしばらく引きずって、不眠の原因がひとつ増えていたかもしれない。

ちなみに、その日はしっかり睡眠も取れて、次の日は朝に起きて比較的スムーズに起きられました。わざわざ書くことではないかもしれないけど、この朝のスッキリした目覚めは本当に久々な感覚に思えます。

他にも投薬の効果はいろいろあって、一番大きいのは他人のポジティブな行動をこちらもポジティブに受け取れるようになりました。つい先日まではあんなに嫉妬の炎を勝手に燃やし自ら燃え尽きて灰になっていたのに。

そうした他人のポジティブから劣等感を刺激されるのではなく、行動意欲を刺激されるようになったのはいい傾向だと思っています。これ、薬を飲むという経験をすると「気の持ちようだよ」なんて言う人はこっち側じゃないんだなあって気持ちになりますね。

これからどうする

ともあれ、いまのところプラスに働いているようでなによりなんですが、依存性は少ないと説明されてはいるものの、この状態を少なくとも保持しておきたく、どうすればそうなれるのかをこれから模索していくところです。

飲んでるのがセロトニンの調整をする薬だそうで、今後もセロトニンを意識したらこの状態が続くんやろか、と思いつつ、セロトニンを生成するための必須アミノ酸トリプトファンが食べ物でしか摂取できないっぽいのでうまく取り入れていきたいところ。(メモ:大豆製品、乳製品、穀類、など)

あと、睡眠導入薬も処方されて「30分もだらだらしてたら( ˘ω˘)スヤァだよ」と言われたんですが、昨日は薬飲んだあと鎧の孤島でディグダ探してたら1時間ぐらい経ってました。ただ、「ていうかもう寝よう」と思ったらすぐ眠れたので効果はあるんだなあと思いました。

いま、在宅でぐったりしてしまっていたり、いつも以上に無気力だったり、ネガティブになりすぎていたり、っていう傾向が強い人は、もしかしたらちょっとの工夫で治せるかもしれません。僕がいま知り得ている最大限の情報だと、とにかくセロトニンを生成するんだ!ということで、朝起きて日光を浴びること、軽い運動をすること、しっかり眠ること、あたりができればちょっとずつ改善するかもしれません。やっててもダメだったらメンタルクリニックなり行ってもいいかもしれません。

正直、メンタルの薬って効くのか非常に懐疑的だったのですが、神経伝達物質についてちょっと調べるとなかなかおもしろくてこれまで敬遠しがちだったら化学・生物系の興味が湧いてきました。自身に関係することにならないとなかなか興味を持てない性分で申し訳ない。

また毎日連続、はちょっと難しいですが、可能な範囲でブロガーごっこを楽しみたいと思います。

では、また。