sageszk's blog

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“現実世界を変えたい”と思ったので『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読んでアウトプットしてみた

最近、いろいろ思うところがあっていろいろ思っていたんですが「思うだけじゃだめだなあ」と思うに至り、本屋などふらついていたわけです。

本屋に行くと、自分の目に留まるものがその時興味あるものだったり、最近聞いたワードやフレーズだったり、まあタイトルを眺めているだけでも面白いんですが、今回目を引いたのが『学びを結果に変えるアウトプット大全』なる本。おそらく(アウトプットが足りねえんだよ、アウトプットがァ!!!!)と思っていたからなのでしょう、手に取り表紙の1枚目をめくるとそこに書いてあったのが“「現実世界」は、アウトプットでしか変わらない”というフレーズ。多分その時求めていたフレーズだったのでしょう、そのままレジに直行しました。

まず“アウトプット”とはこういうことですよ、という定義の話から始まるのですごく親切です、この本。“インプット”が読むや聞く、見るといった入力、それに対して“アウトプット”は、書く、話す、行動する、などの出力。インプットは、自分の脳内世界が変わるのに対し、アウトプットは現実世界が変わる、とのこと。P18にも「本を100冊読んでも、まったくアウトプットしなければ、現実の世界は何ひとつ変化することはありません」と書いてあります。これは本当にそのとおりだとおもう。確かに自分の脳内世界が変わると、なにか変わったような気分にはなるんですけど、アウトプット(何かしらの行動)がなければ結局なにひとつ変わりはしない。お金も増えないし、体重も減らない、部屋も片付かない、友達も増えない、お腹も満たされない。何度か使われてるたとえで、月に3冊読んでそのままにしておく人より、月に1冊読んで1回アウトプットする人のほうが圧倒的に成長する、と書いてありました。これもまあそうなんですよねえ、わかるわかる、って感じだったんですけど、そもそもアウトプットするって何をどうアウトプットすればええねん、という話。

本では、アウトプットをすることのメリットがたっぷり書かれています。有名大学の科学者による実験を経て得られた知見を根拠にした、アウトプットについてのあれこれが。こういった論文をベースにした知見を信じるかどうか、っていう話も多分必要な気がするんですが、とりあえずは僕らみたいな非研究職の人間のために海外の論文を読んで翻訳して、使いやすいところだけピックアップしてくれている人がいる、とても親切だなあ、と思っておきましょう。その辺ふらついてるおっさんから通りすがりに「酒は身体にいいんだよ、坊主」とかいわれるより、ハーバード大学なりスタンフォード大学なりの教授が研究した成果のほうが説得力はあるでしょう。という話とか研究の妥当性が云々みたいなのはまたの機会にして、本にはアウトプットのメリットだけでなく、アウトプット方法も書いてあったりします。

「話す」ということについて30項目、「書く」については29項目、「行動力」について21項目、合計80項目のアウトプット方法が書かれています。「話す」については話すことそのものもですが、雑談や断り方、褒め方、叱り方もアウトプットに含めています。褒める、叱るはフィードバック、って印象が強いんですがこれもアウトプットに含まれてて面白いです。「書く」には手書きの魅力について書かれていたりもしますが、ひらめくこととか、ボーっとすることの大切さとか、ノートのとり方なんかも書かれてます。この手の生産性だったり、心理学系の本を最近読んでいたのでこの辺は別途アウトプットしたいですね。行動力も心理学系の本で読んだことと近いことがあって、自分的にはいろいろつながって面白かったです。

で、結局まだ「何をどうアウトプットすればええねん」ということの回答が見つかっていないんですが、まずは本にも書かれていた“読書感想文”からはじめるしかないんじゃないかなあと思い、今に至るわけです。本に書かれていた日記とか、健康記録とかでもいいんですけども、ローカルに保存して終了、ってなりがちなのでどうせなら現実世界を変える方向でなにか動きたい、というのも込みでブログに読書感想、っていうのを選んでみました。幸い?というかなんというか、本はたくさんある(積読)し、時間の使い方みたいなのも最近学びつつあるのでその手のやりくりでうまく行ったこととかも書けるかなあと思ってます。

アウトプット自体は今後別の形でも増やしていきたいと思ってるんですが、最初の段階として読書感想ブログみたいな形でスタートさせていただきたく思っております。心のどこかで「現実世界変えてぇ…」みたいに思ってたのは確かで、それがアウトプットで叶うのだとしたら試さない手はないなと思ったのと、『学びを結果に変えるアウトプット大全』なんて本を買っておいてアウトプットしないのはさすがに?というのもあったのと。本を読みます、感想を書くためにメモをとります、文章に起こします、公開します、という手順を経てアウトプットするわけですが、もちろん本の内容が全部頭に残るわけではないということはご理解いただきたい。ただ、アウトプットすることにより内容が残りやすくなるというメリットもあるようなので、その辺も利用させていただきつつ、読んでいただいた方には自分というフィルターを通してになりますが、得た情報を噛み砕いてお伝えできればと思っております。

そんな感じで読書感想第1弾『学びを結果に変えるアウトプット大全』でした。また、すぐにお会いできるといいですね。みなさんからの祈りが通じればきっとすぐに更新されることでしょう。それでは。