sageszk's blog

笑顔とプリズムの煌めきを追い求めるブログ

“練習”はコンテンツになりますか?

アウトプットを増やそう、の一心で現在ブログ執筆の練習をしております、こんばんは。

バズろうと思えばいつだってバズれるんだぜ?という根拠なき自信を胸に秘めながらテキストを生産しているのですが。前から思っていた疑問、あるいは課題と言ってもいいかもしれないものの一つに「練習はコンテンツになりうるのか」というものがあります。

練習、言い換えると特訓、訓練、あるいは修行。将来に備えるという意味では投資と言ってもいいかもしれない。こういう“練習”というのが単体で見せて面白いものなのか、というのをずっと疑問に思っています。練習ついでに考えてみることにしましょう。

練習をコンテンツに、ということでコンテンツの中の練習を考えてみます。だいたいこういうのは3つ例を挙げると満足するので3つひねりだしてみましょう。まずは練習といえば定番の「部活」。それから修行や特訓ということになると「冒険物」。あとは部活とちょっと違うような似たような感じの「アイドル」。この3つにしましょう。異論は認める。

まずは部活。部活の練習シーンで自分がおもしろいと感じるシーンを挙げてみます。1つは監督やコーチからのアドバイス。実際やったことない種目でも「へー」って何かを学んだ気になる濃い戦術から、指導者独自の視点で語るスポーツ論なんかもおもしろい。あとは、やったことがある競技についてはあるあるネタ。わかりみが深いとおもしろみも深く感じる。ほんのちょっとだけ吹奏楽部経験があるのですけど『響け!ユーフォニアム』はとてもよかった。あとは強敵(ライバル)の存在。一度ボッコボコにされた後、気持ちが切り替わって練習に臨むのは観ていて気持ちがいいし、応援したくなる。

続いては冒険物。『ドラゴンボール』とか『ワンピース』とか。でも手元に持ってる漫画が『魔法陣グルグル』しかないので『魔法陣グルグル』の話にしますね。修行といえば「ククリちゃんのお出かけ修行ハウス」ですが、ここではククリが何度も挑戦して攻略方法を考え、クリアしていく様子が描かれています。試行錯誤という言葉で言えばいいのかな。あとは、クリアしたときの達成感。修行を経て能力がアップし、わからなかったことがわかっていく感じ。自分は長らく味わっていないかもしれません。

最後にアイドル。トップを目指して日々邁進する、意外とスポ根なのです。アニメ野中では、己を知るというか自分と向き合うシーンが結構好きだったりします。客観的に出来事を観ている視聴者と、当事者であるアイドルとの考え方の違いなんかも面白い。あとはトラウマの克服とかでしょうか。できていたことが急にできなくなるとか、ぽっと出てきた新人に追い越されるエリートとか、家庭環境なんかも複雑だったりしがちで何かを抱えているシーンが多かったり。まあでもだいたい上と一緒かもしれない。

各所に共通するのが、仲間と指導者の存在。仲間は言うまでもなくチームメイトや旅の仲間、アイドルの場合はグループのメンバーや事務所の同僚も含まれるでしょう。指導者はコーチや監督、あるいは師匠。だいたいの作品に出てくると思います。で、なんとなく太字にしたものを引っ張ってくるとこんな感じ。

「アドバイス
あるあるネタ
「ライバル」
「試行錯誤」
「達成感」
「自分と向き合う」
「トラウマの克服」
「仲間と指導者」

えっとー、、なんじゃこりゃ・・・?

今回「練習ってコンテンツにならないかな」という過去のメモのみを頼りに書いてみたのですが、ノープランで書き始めてもなんもなりゃせんぞ、ということが身に沁みてわかりました。ブログでもYouTubeでも、個人活動をする場合は練習中っていう期間は段階は絶対にあると思っています。アウトプット云々の話で「何かの練習をブログに続けていけばいいじゃん」ってアドバイスする人をよく見かけるんですが、練習中の姿ってあんまり人が注目してみるものではありません。だからPV数も少なくてモチベーションもそんなに上がらない、から続かない。

実際「練習過程ってコンテンツとしてどうなん、必要?」ってなったとき、例えば「Minecraftの動画作る時に整地パートを全部見せますか?」とか、「ポケモン対戦動画撮る時に個体値厳選、育成から見せますか?」とか、編集でカットされるのが練習とか下積みなんですね。後々になって「撮っておけばよかったなあ」って思うかもしれないけど、数字的には圧倒的に弱くて、やっぱり結果だけ見たい人が多い。

練習過程をおもしろく感じるのは、結果がわかった後だと思うんですね。スポーツでも勝者、敗者問わず印象的な物語の引き立て役として練習パートが使われるし、映画のメイキング映像なんかもそれに近いかもしれません。結果ありきでの練習過程はおもしろい可能性はあるが、我々一般人は結果を先に出すなんてことはできないのでおとなしく冴えないブログを続けていくしかありません。

ただ、練習過程を、今回は自分の思考過程をほぼそのまま書き連ねてみたんですが、過程を見ることで「ああなるほどそういうことね」とコツを掴む人が現れるかもしれない。そういう意味では練習を垂れ流すことに多少意味はあるかもしれません。自分は、3Dモデリングの書籍を見ながら作ってうまくいかず、動画で0から丁寧に教えてくれるものを観て「ああそれがそうなってたのか」と理解したこともあります。なんにせよ、手を動かすことをしない人には練習って響かないのかもしれません。なにかをやろうとしている人には、どうにかすれば響く可能性があるかも。

ということでブログ練習中の身で“練習のコンテンツ化”について考えてみました。「練習ってコンテンツにならないかな」程度のメモ書きが毎日溜まっていくので少しずつ形にしていこうと思います。