sageszk's blog

笑顔とプリズムの煌めきを追い求めるブログ

ふわふわ討論! アバター社会の明日はどっちだ⁉︎

アバター社会がやってきた!と思ってるのですけどね。これからは、人間ひとりひとりがアバターを使って活動する機会が増えてくると思うのですが、そんな社会ってどんなのなのん?っていうのをふわふわ〜っと考えていく会です。

ここでいうアバターっていうのはバーチャル世界における人間の姿、としておきましょうか。バーチャル世界はサイバー空間、インターネット、VRスペースなどなど。言い方はいろいろありますが、ようするに、人間から産まれた肉体とは別の状態、という感じでお願いします。たぶん、範囲をめちゃくちゃ広く取っていると思いますが、これで進めます。

それで、いくつかの視点からアバター社会の今後のあり方について「どういう問題意識を持っているのか」をふわっと投げつけていきます。風船みたいにふわっとした感じで投げるので、飛んでいく様を眺めるなり、キャッチするなり、投げ返すなり、割るなり好きにしてください。

今回のテーマは、経済、空間、人間、の3点。いま、うわああああって感じになってスマホで殴り書きしてるので、そういうテンションという前提でご覧ください。

アバター社会について

アバター社会、と書いてみましたがそもそもアバター社会とはなんぞやと。ここでは「アバター社会はバーチャル世界内の社会」とさせてください。「社会とは何か」などそこまで深い知識はないのでふわふわしてるよ。

経済圏のバーチャル

まずは経済から。おそらく、このアバター社会が発達していくことで新しい産業や仕事のやり方がどんどん生まれていくと思っています。自分自身の活動も、「現実の肉体での活動」「アバターを使った活動」という分け方ができるのはもちろん、仕事をする相手もリアルとバーチャルでそれぞれオファーすることも可能になると思います。

ハンドルネームで呼び合う会社など、すでに一部でははじまっている所もありますよね。それが加速していくとバーチャルな存在のみで仕事あるいは会社が成立するのは当然あると思います。そもそも会社という仕組みから解放されて、個人と個人のやりとりがリアルとバーチャル問わず成立する、というのも増えていきそう。

理想は、ひとりの人間からリアルとバーチャルで複数の人格に分岐して、生産性がリアルとバーチャルで掛け算になるような社会になると楽しいと思ってます。例えば、リアルで作った人脈をバーチャルで活かす、逆もまた然り。ゲームの複垢みたいなものが、人生においても起こりうると思っていて、多重ログイン歓迎、ただしコントロール可能な範囲でね、って感じがいいなあ、と。

複数の人格を扱うことを推奨するはじめての時代に突入するがゆえに生じる職業もあるかも。例えば、元の人格を診断すると演じるのに無理のないパーソナリティを提案してくれるAIとか、元の人格を保存しておくVRプログラムとか、演じるための教育プログラムとか。また、ひとりで演じきれない、コントロールしきれない人格を持つことに対して、精神を保てなくなった人に向けたバーチャルな精神科医とか。

結果的に、バーチャル産業の勃興による産業革命が起きるのでは、など思っておりまして、「バーチャル経済は第四次産業」とか言ってみるテスト。と思ったらはてなキーワードにも第四次産業ってあるやんけ、じゃあ第五次産業じゃ!

空間のバーチャル

リアル空間では、現在地球上のみで活動だと思います。そこで人類が求めたのは宇宙。目に見える範囲では最大の広さです。バーチャル空間は、実質的に無限の広さといっても過言ではないでしょう。すなわち、宇宙に行くことと同義です。(暴論)しかも、いまは宇宙より安く行けるます。それに、宇宙についてはバーチャル空間内でシミュレーションすることも可能で、HMDをかぶって無重力体験などした日にはもう宇宙です。

そんなわけで物理的な制約がないことから領土問題は発生しない、と思うのですが。商業的な話になると、バーチャルな市場、マーケットが拡大していくと同時にどこに出店するのか、どこで売買するのかが問題になっていくと思います。

いま、スマホ業界は完全にプラットホームをいわゆるGAFAに抑えられてしまったので、バーチャル空間のプラットホームは日本から世界に輸出できると良いなあと思ってます。それこそ『レディ・プレイヤー1』のオアシスとか、『サマーウォーズ』のOZみたいな生活空間。OZみたいな生活基盤に直結したものでも良いし、『steam』みたいなものでも良いし、任天堂の『Mii』も近いような気がする。

バーチャル空間に現実から何を移行したいか、バーチャル空間でどんな新しい概念を用いたいのか、現実空間に何を残したいか、そういう部分は少しずつ考えて実践していきたいですね。そもそも、自分がいま肉体を使わないと出来ないこと、使わなくても出来ること、自分の身体では困難なこと、それらを把握できていないという問題もあるので、人間についてもっと学ぶ必要があります。

人間のバーチャル

で、ここまで、一切バーチャルYouTuberに触れていないんですけど、バーチャルYouTuberという言葉を使わないと成立しない表現ってありましたか?って問いを立ててみたい。バーチャル世界の話をするときに必須なのでは?にわかか?と思われてたかも知れない。どちらかといえばにわかなので構わないが!

バーチャルYouTuberは、字面だけだとYouTuberの派生形でしかありません。しかし、バーチャル世界において多方面で活動していることで、バーチャル世界の住人になっています。人間同様にサービスのアカウントを所持し、単一の人格を持って活動しています。

現存する区分としていわゆる企業勢/個人勢とありますが、違いとしては機材力と企画力の差でしかないと思ってます。中身の面白さなんてのはどうとでもなります。自分みたいに面白くなりたいけどなり方がわからなくて10年もやもやしてたのに突然「やるしかねえ」と大量に本を買い込み唐突に表現したくなってブログをはじめることもできます。機材力は単純にカネ。マネー。ゼニ。扱える力も必要ですけどね。

ただ、自分にとって一番苦手なのは、バーチャルな自分を定義すること。ゲームでも初期ネーム、SNSでも初期アバターのままはじめちゃう。ポケモンなんて、初期が緑だったからその後の作品の名前全部「グリーン」ですからね。銀もサファイアもパールも全部「グリーン」。

周りからどういう風に見えているのかがわかればその通りに作って、求められる自分を演じたい。物語の途中で病む子みたいな発想ですけど、実際そんな感じ。(ってことはここから飛躍する可能性あるのでは)

だから、自分がどうなりたいのか、どうありたいのかを真剣に考えないといけないなあ、と。大事だけど逃げていたことなので、バーチャルな世界に行くために自分のことをよく考えるという、矛盾したようなそうでないような、でも足元固めておきたいですね。

ふわふわバーチャル論

そんな感じでふわふわ語ってきましたが、もしかしたらどこかで語られていることかもしれないし、既出かもしれないけど、少しでもこういうことを考えている人数が増えることを願ってまとめてみました。

学びはじめたばかりなので、まだまだ拙いところもあるかと思いますが、勉強してアップデートしていきますゆえご容赦ください。また、バーチャル空間での活動についてはもっともっと多様な観点があると思うので、また調べつつ考えつつ書きたいと思います。