sageszk's blog

笑顔とプリズムの煌めきを追い求めるブログ

気力を完全に失うとき

結構長々としんどく感じていた時期を抜けたのですが、今後のためにもどういうタイミングで気力がなくなるのかをメモしておこうと思いました。ここで言う「気力がない」というのは、今まで普通にできていたはずのことをやるためのエネルギーが異常なほどかかる、という状態。新しいことができなくなるとか生きていたくないとかそんな感じじゃなく、今まで普通にやっていたことが難しく感じて異常に時間がかかったり、行動する気持ちもまったく芽生えない、といった状態でした。今回は、そんな状態になった原因と思われるものを、自分のなかでいくつか考えてみました。

1.金がない

あらゆる行動のリソースといえばお金。お金がないことは非常にしんどいです。だいたいの人が思っている以上にお金ないです僕。収入の少ない中で機材やソフトウェア、書籍などを買ったりしてるのですが、3割ぐらいはこのせいでお金が無いと言えるかもしれません。ただ、この自分のための投資をしないと、そこから先がなくなってしまう。

何もしないよりは何かしていたい、何かするためにはお金が必要なことが多い、無料で出来ることは増えてきたが、無料で出来ることは限界が早い、みたいな感じですかねえ。

お金のことを考えていると幸福度が下がるという研究もあるようで、極力考えないようにしていたいんですが、考えなくて済むようにするには困らないだけの収入が必要で、そんな収入を得るためにはモノを作って売るか、知識や経験をお金に変えるか、していかないといけない。悩ましい!

2.周りが楽しそう

Twitter眺めていたり、ブログを読んだり、動画や生配信など見ていたり、どこかに出かけたり、そんなことをしているときに感じる孤独感。そんな孤独感が最高潮に達したときは本当にひどい気分になります。比喩でもなんでもなく、僕は基本的にひとりぼっちなのですよ。誘われることがあったら喜びますけど、自分から声かけていい人が誰なのかわかってないし、団体行動をしていてもひとりになってしまう事が多い。ひとりには慣れたのでひとりで問題ないと思っているんですが、それじゃマズイんだろうなあという焦燥感から誰かと行動したいけど、誰がいいんだろう、って考えてると心の余裕がなくなっていく。

ちなみに、こうしてブログ書いてたら友達増えるかなって思ってたんですけど、特に増えるでもなく、急に「美少女になる!」とか言い出したからむしろ減ったかもしれないですね。

周りが騒がしい中での孤独感っていうのは、想像以上のつらさで、時々孤独感がメーターを振り切ってつらい気分を超越できる時もあるんですけど、メーター内ギリギリの孤独感を味わっている時はじんわりと心にヤミが広がっていく感じがして、非常によろしくないですね。

3.何かに追われている

課題とか、仕事とか、そういうものに追われている時。追われるほどやる気が出てくるタイプの人もいると思います。僕は、締切とか、その手のものに追われると本当に辞めたくなってくるので、せっつかれると非常にしんどいです。

いや、普段なら「○○やりました?」とか「○○いつまでにお願いします」とか言われても全然平気なんですが、気分が下り坂のときに言われるとそれこそ下り坂を一直線に転げ落ちてしまうのです。ごろごろと勢いよく転がっていき、一度落ち込んだら徐々に登っていくのですが、登れないときもたまにあります。そんなときもたまにはあります。

4.何かをやっている気がしない

自分が何か活動をしたり、行動を起こしたり、しているつもりになっている時。何かの為になっているはず、と思った行動が何にも生み出さなかったり、自分の考えが1ミリも反映されなかったり。無気力というか無力感というか。

実力の無さからくる無気力、練習量の低下だったり、適当な仕事になってしまったり、さらなる実力の低下を招くので本当に良くないループです。適度に褒められたとしても、これは業務上の“褒め”だなみたいな認識になってしまい、そういう穿った見方になるのも良くない兆候。


で、結局、今日になってちょこっと復調してきたんですが、きっかけはなんだったんだろう。考えられるのは、ふと出会った友人と話したことか、現場仕事があったことか、どちらかだろうと思ってます。現場仕事、たまにやると自分の仕事がお客さんに反映されているかどうかがわかるので、自分はデスクワークだけだと多分ゆるやかに腐っていくんだろうなと思いました。あと、いかに自分が無気力で進捗がやばばな状況だったとしても、そんなに周りは気にしてなかったり、怒ってなかったり、まあそこまで他人の事を見てないんだなと言うのがわかって安心しました。

こうやってあまりにも「しんどい」「しんどい」言ってたら『極上スマイル』を思い出してしまったのであとでじっくり聴きたいと思いました。音楽で回復する、ってのもいずれは試してみましょうかね。