「資金が潤沢でない企画」はやるべきか
「予算があまりないんですが」という切り口で始まる企画って結構あると思うんですけど、こういう企画って乗っかっていいものかどうなのか迷う事が多いのですね。
個人的な話であれば、好き嫌いとか、スケジュールの都合とかでやったりやらなかったりすればいいと思うんですけど、企業の場合だと判断する人が判断して決める感じになっていくと思います。僕も決定権みたいなものの票を持つことがあるのですが、どうも判断が難しい。
だいたい、人や物のサポートをすることが多いので、相談してきた人がやりたいことには極力協力してあげたいというのが僕の感覚で、こちら側に損がなければ別に良いと思うのです。大幅なプラスでなくても、食っていける金額がもらえれば問題ないと思ってたりします。
ただ、この手の安請け合いって続くとしんどいんですよね。先に入っていた安い金額の仕事のせいで、大きな金額の仕事が請けられなくなってしまう、という事例がないとも言えない。成績的な面でいうと、やっぱり仕事持ってきているというのは一つの評価軸でもあるので、件数を増やす事自体が完全にデメリットなのかというとそういうわけでもないのですよね。後から案件が来なければ断っただけ損ですし。
僕は何故か「予算が少ないけど楽しそう」みたいな企画の相談をされることが結構多くて、僕自身は楽しいのだけど、会社の収益に影響を与える案件になりづらいのがちょっぴり悲しかったりします。もうひとついうと、予算内で楽しくやろうや、という企画は得意になりつつあるのですが、大掛かりな企画を動かすことがだんだん怖くなってきてたりして、それって金持ちになれないルートなのでは、とちょっと危惧してます。
小規模のものを小規模のまま維持していくことはそこそこ学んできたので、これからは望めば望んだ範囲のプロジェクトに成長させることができる、そんな能力を高めていきたいなと思ったのでありました。
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