sageszk's blog

笑顔とプリズムの煌めきを追い求めるブログ

コロナで変わったこと(仕事編)

「新型コロナウイルスの影響で、」という聞き飽きた決まり文句を自身もメールで打ちまくっておりました、どうも。どうも。

自分、インターネットで番組制作に携わってメシを食っているものでして、今回の新型コロナウイルスの影響が少なからずある職種です。

いわゆるテレビの仕事に近いものを想像してもらうとわかりやすいんじゃないかなと思います。番組の企画を決めることから、出演者へオファー、スタジオやスタッフの確保、そして番組本番、といったところが簡単な流れ。インターネットなので、放送枠を自分たちで立てて、番組のTwitterや出演者に協力してもらったりして告知・拡散したりしています。

ウェブ番組なのでスタッフも少人数ではあるものの、スタジオのブース内に少なくとも出演者のほか、ディレクター、カメラマンあたりは入って収録します。カメラや指示出しを遠隔でどうこうするシステムもありますが、不要不急の外出をしないよう要請されている中、動作検証もできないので番組構成にどう影響するのかなど読めない部分が出てきます。

不要不急、というのが何を指すのかという問題になってきますが、極論いうと「ライフラインに関わるもの以外」なのではないか、などと考えてしまいます。電気ガス水道のほか、電話、インターネット、食料品などの物流や販売。エンタメなんてのは不要不急のものであり、外に出る≒危険、という状態で熱心に取り組むものではないのでは、といった考えも自分の中では強まってきています。

まあ、とにかくそんなわけで、スタジオに集まるのはいかがなものか、という風潮がやはり訪れてしまってさあ大変。2月末ごろから警戒は進めており、さて3月のイベントを行うかどうか、みたいな状況の中で同業者の方々も四苦八苦していました。自分の案件でいうと3月の時点で5月のイベントをキャンセルするほど警戒しておりまして、年内はもう人が集まる大きいことできないね、なんて話をしたりしてました。

そんな3月下旬に、4月の中旬に行う大きめの案件を依頼されて実施したんですが、その案件自体は評判もよくまた次回も、なんて言ってもらえましたがそこから先のモチベーションがなくなってしまいました。

緊急事態下という縛りの中で新規案件に対して出来ることを模索して構築する、のはがんばってできたんですが、なお続く緊張状態の中で通常業務を維持せよ、がかなりキツイ。もちろんリモートワークという形で自宅から作業を進めているんですが、運が悪いのかここ最近ずっと工事、工事、工事で頭痛がひどい。その前も午前3時ごろまで家の前の道路工事してて眠れない上に昼間も工事で勘弁してくれ、というお気持ちです。

とはいえ出社したいわけでもなく、現状ふんわりと課せられている「やらなきゃいけないこと」のタスクが思ったより少なく、「もしかして自分がいなくても仕事回るんじゃね?」という気持ちになってくるなど、いろいろ思うところが増えてきました。

自分のやっていることが不要不急の仕事である、ということがなにか引っかかっていて、社会的に有意義であろう仕事をしている人たちを見てうぬぬ、となるわけです。決して悪いことをしているわけでもないし、誰の役にも立っていないわけでもないことは知っています、が、といったところ。

以上が、悩みの1点目。

次に、個人YouTubeチャンネルを開設するタレントさんが増えたこと。テレビ収録もなくなってコロナで仕事が激減したから、という理由を超えて、今後Twitterアカウントを取るようにYouTubeアカウントも、というのが増えていくんじゃないかなと思います。

YouTube活動をするにあたって「企画面」と「技術面」の2点が必要だと思っているんですが、番組制作という形でこれまでは両面からサポートしていたところ、どちらかだけお願いされる、なども出てくるかもしれないですね。

これまではテレビに出ることがステータスだった人がまだ多かったと思うんですけど、やっぱり自分の望んだ形でコンテンツを世の中に出したい欲というのが強まってくる気がします。Twitterがインタビュー記事やコラム記事を滅ぼしていないように、YouTubeがテレビを滅ぼすことは無いと思いますが、制作会社ができることというのはどんどん減っていきそうな予感。(いや、どうなんだろう、個人のサポートとして生き残るのだろうか、それはお金になるのか?)

ということで、ここまでまとめると

1.自分の仕事が不要不急であること

2.YouTubeを始めるタレントが増えてきていること

で、もう一つが、やっぱり人と仕事したいということ。

チャットツールを導入してはいるものの、雑談窓がまったく動かず、通話も発生せず、誰が何をしているのかわからない状況のまま日々が過ぎています。会議などで通話が発生したときには「最近どう?」とか聞けますが、それ以外でコミュニケーションを取るタイミングが非常に難しい。

一人でいることには慣れていますが、仕事を一人ですることには慣れていないので、このままが続くとなかなかに厳しいものがあります。いや、なにか行動を起こせばなにか状況が変わることはわかっているんだが、いかんせん会社から心が離れている現状でそこまでやるのか、という気持ちで結局何もしないまませっせとブログ書いているんですけど。

とかやっている間に、企業所属のYouTuberで任天堂のゲームをやる際の規約が改めて告示されたり、YouTubeでやっていくためにも情報収集が重要になってきましたね。

やいやい言ってきましたが、これまで同様、業界の動向(といいつつ自分が何業界に該当するのかわからないが)をほどほどに追いつつ、次の手を探していく、というところに変わりはなさそうです。

https://www.nintendo.co.jp/networkservice_guideline/ja/index.html(https://www.nintendo.co.jp/networkservice_guideline/ja/index.html)