sageszk's blog

笑顔とプリズムの煌めきを追い求めるブログ

バーチャルキャラクターがこの先生きのこるには

朝からつらい話をTwitterで見かけて、一日中しんどかったんですが、しんどいときこそがんばれる人にならねばなるまいと思いました。

そろそろブームから1年というところですが、ありとあらゆるネットのブームで発生したいざこざを瞬間的に駆け抜けていく感じが、なんともいえない焦燥感を煽りつつ、同時にネットブームのその先をいち早く体験できるという期待感もありつつ、複雑な心境で日々を過ごしてたりします。駆け抜けたその先に光があることを信じるしかないわけですが、光となるか、闇となるかは各々の心次第かもしれません、なんてことを言ってみたり。

さて。

我々はバーチャルキャラクターとともに過ごす日々を今後も楽しみたいわけじゃないですか。

誰かが何かで困っている、そんなときに、僕ら個人個人で出来ることというのはあんまりないんですけど、どんな日々を過ごしたいのかを考えること(妄想すること)ぐらいは出来るんじゃないでしょうか。未来のお話を妄想してみるわけですな。

例えば、ナビゲーション的なAIを既存のキャラクターが代替してくれたら嬉しいなとか思いますし、自らがアバターに着替えてバーチャル空間に入り込むのも遠くない未来でやってくると思います。学校の先生や、トレーニングのパートナーにもバーチャルキャラクターが登場してきていいと思いますし、キャラクターが店員で出迎えてくれるお店がどんどん出てきてもいいんじゃないかと思います。

いまがすごく大事というのはそれはそれで事実ですが、今後どうなっていくのだろうという予測や妄想もなかなか楽しいものです。ただし、それをするためには現状を深く理解していないといけない。なかなか難しいことでありますな。

僕は、vtuberというかバーチャルYouTuberというか、バーチャルな人間が当たり前になる世界が近々やってくるという方向で考えています。なので、その世界観が1mmでも広まると良いなと思ってブログに書いているわけなのです。僕自身の癖で、あんまり賛否両論になりそうな事を言えない、中庸になりがちなので拡散されづらさはあるのですが、それでも何か受け取れってもらえるものがあれば良いなと思って日々凡庸なりに努力してはいるのです。

さてさて、そんな世界のために必要っぽいことを大きく3点考えてみました。

じゃじゃん。

1.バーチャルキャラクターの活躍の場を広げる
2.気軽にバーチャルキャラクターになれる
3.生きやすい環境整備をする

また例によって、順番に簡単な概要を書いていきます。

1.バーチャルキャラクターの活躍の場を広げる

先程も書きましたが、要するに生活に馴染むようになっていくと良いなという話ですね。他にも、テレビやラジオ、雑誌といったメディア露出、ゲームやアニメに参加していく、というようなエンタメ方向での活躍は今後も近いうちに起こるんじゃないかなと思います。先日書いたブログでも歌の話がありましたが、歌はどんどん増えそうな予感。これらに加えて、バーチャルならではのエンタメが考案されていくとさらなる発展が見込めそうです。

エンタメ圏の経済活動に限らず、政治活動をしても良いと思ってます。党のマスコットキャラっているじゃないですか。それにもっと発言させても良いのではと思ったりします。政治系の法律はよく知らないですが。党の広報活動だけじゃなくても、「○○という意見を持つ人達」の統合思念体みたいなアバター作って発言させても良いだろうし、要はそれ用のアバターであればvtuberと名乗っていても政治活動してOKなんじゃね、って話です。

ついでに、教育利用も出来ると思っています。先生役として普通に教師をするもよし、『はたらく細胞』的な感じでビジュアル化した解説をするもよし、特定の時代に扮した格好やセットで歴史を教えるもよし、Google Earth的なものを使って地理の勉強するもよし。映像メディア×バーチャルキャラクターってのがまだ開拓され尽くしていないと思うのでまだ他にもあると思います。さあ、みんなで金脈を探そう!

2.気軽にバーチャルキャラクターになれる

そんな場が見つかったら、自分もなろうと思えばなれるのが理想形だと思います。YouTuberに関しても、スマホひとつで簡単に出来たのが爆発的な人口増加につながったんじゃないでしょうか。テキストサイトからブログもそうですね、ジオシティーズ時代が懐かしいです。アバター制作自体は、多様なツールが既に出てきており、スマホでポチポチいじって自分の分身を作成することが可能になりました。すごい時代です。

バーチャルキャラクターになった後は、ロールモデルというか「こういう方向に進みたい!」というのがそろそろはっきり分かれてくるんじゃないかなと思ってたりします。あくまでも個人で楽しむ範囲でアバターを着て遊びたい人から、別世界に来たんだからてっぺんとったんで!という人まで。どれも正解である、ということを認める姿勢が今後は重要になっていくんじゃないかなと思ってます。

ちょっとズレますが、1人の人間が複数キャラクターのアクターをしたり、1キャラクターに対して複数の人間がアクターになったり、そういうのもそろそろ出てきてもいいのかなと思ったりしてます。バーチャルなんだから細かいこと気にすんな、という感じ。そのあたりの人格問題は根深そうですが。

3.生きやすい環境整備をする

“生きやすい”
「誰が?」
“関わっているみんなが”

多分、いまバーチャル運営している人たち、現実世界で生きづらいと思うんですね。

「関わっていることがバレたら(社会的に)死んでしまう」
「スタッフバレしたらアンチにストーキングされてまう」
「中身バレたらいけないからうかつなこと言えない」
「切り分けないといけないからリアルの活動が制限されている」

とかとか。

これはスタッフとアクター問わず、って感じでこういう傾向があるのかなーと。いま目立ってるのって、経営者とかツール製作者って感じじゃないですか。2ch(5ch)で掘られてバレた中身の人ってのはとりあえず置いといて。

「前世がバレちゃまずい」「関わっているとバレたくない」

それって今後本格的にやっていくときにどうしても足かせになると思うんですね。本気で中身バレないようにやりたいと思ったら、今生まれた子を幼稚園や小学校などにも行かせず身内以外だれも声を知らないまま育てるしかないと思うんです。バーチャルチャイルドです。それって現実的に不可能じゃないですか。

なので、なんかうまいこと中の人のケアができるといいなと思ってたりします。技術・制作スタッフ含めて。いっそのこと関係者全員アバター作ってしまうぐらいの感じがいいのではと思ったりもしましたが、まあコスト感的にはありえないでしょうね。周りが好き勝手に言いたい放題なところ、言いたいことを言えない世の中を過ごさなきゃいけないつらさはあると思うので、関わっている人たちが生きやすくなるといいなあと思ってます。

完全に余計なお世話かも知れないですけど。

あとは、“ながらvtuber”というか、リアルの活動との共存を認めていく流れも出てくるといいなあ、とか。何をするにせよ、最初の1ヶ月で金を稼げるほどぬるい職業ってのはないので、バーチャルYouTuberもそれと同じく金なんて稼げないわけですよね。タレント化していきたいならそれなりの活動が必要で、その活動にも金はかかる。生きていくために、スタッフは別の業務をできるかもしれないけど、アクターは声バレしちゃいけないとかで難しいと思うんですね。でも、誰しも下積みなんてのはあるので、別に違う姿で活動しててもいいんじゃないかなあ、という気持ちが最近あります。たまーに経歴潔癖症の人もいますけど、人が飢えて死んじゃうよりは生きて仕事してるほうが全然アリじゃないかなあ、って思います。

っていうことをうにゃうにゃかんがえてたら今日が終わってしまった。

あんまりまとまってなかったり的を射ていなかったりすると思いますんで、気になる所は質問なり各自補完なりしていただければ。んで、他の人の話を意見を積極的に収集してもいないので、既に言われてたりすることもあると思います。でもまあ小学校のときに「同じ意見でも自分の言葉で言いなさい」って言われて育ったので、どちらにせよ自分の言葉で言っていきたいと思います。

peing.net
なにか言いたいことがあればどうぞ。

ってところで本日はおしまい。